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さて、今回はお皿がたくさん並びます。
ちょうど掌(たなごころ・てのひら)に載るサイズの皿です。

ご家庭でも活躍するサイズではないでしょうか?お菓子やおかずを盛ったりする銘々皿としても、漬物や果物を切って、一つに盛る小さな盛り皿にもなります。

重なりがよく安定しているので、どこの窯元も作る手に入りやすい昔から作られてきた皿です。
 
 





一昔前は、お客さまの前でバラバラの模様やカタチの皿を勧めるなどは、割れた残りモノをだすようで恥ずかしく失礼なことだとタブー視されました。

ところが昨今の風潮は「バラバラが楽しい」「普段使う家族こそ大事」と、稀な訪問客のために、5枚・10枚と使わない皿を収納できない状況もあって、揃っていないうつわをだすことが不自然ではなくなりました。

そして、少量ずつうつわを購入するのが当たり前になりました。使わないと良さはわからないので、それは良い傾向だと考えます。






今回ご紹介する掌皿は、直径約5寸(15cm)ほどの大きさ。

便利なうつわなので、色柄違いで揃えておくと重宝します。

見た目と盛り付けた時の雰囲気が全く変わりますので、そちらも比べてみてくださいね。
 
 
白地にワンポイントで絵が描き込まれている皿と、無地で少しカタチにアクセントがある皿。盛り付ける食べ物によって、引き立つ場合と地味な場合があるでしょう。

中国の陰陽五行の思想は、盛り付方法にも反映するそうです。「陰」のうつわに載せるのは「陽」のモノ、「陽」のうつわに載せるのは「陰」のモノ。

そうすると「中庸」の状態が生まれて、安定した調和がとれます。


陰か陽かどっち?思わず手が止まってしまいますね。
丸いうつわに角のある食べ物。


模様のあるうつわに単色の食べ物、明るい色のうつわに黒い食べ物・・・・と、むつかしく考えずに相反する色味やカタチで判断してみてはいかがでしょうか?





角ばった皿には丸いモノ、地模様がある皿には無地のモノ、平らな皿には背の高いモノ。。。。

調和のとれた変化を楽しむ。相反するようでそうではない。
出過ぎず、引き過ぎず。

そのバランスが一番むつかしいのかもしれません!
 
 


盛り付けたときと、うつわだけ見たときとの印象の違いはいかがでしょうか。

食べ物の色が入るだけで、表情は大きく変わります。

和食器の良いところは、和食・洋食などジャンルを問わず懐広く受け入れてくれる多様的な使い方ができること。

四角や楕円の皿、葉っぱのカタチ、足がついていたりすると、盛り付けた全体のバランスに想像力が必要ですね。
 


カラフルな模様が描かれた見ているだけでも愉快なうつわ。さて、何をどのように盛りましょう。
写真はプロの料理人の仕上げです。さすが上品に決めて頂きました。

食卓でもぜひ、遊び心のある盛り付けを楽しんでください。